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みなさんこんにちは!兵庫県宝塚市/加古川市の解体業者ウーバースペースです。
解体工事を検討している皆さん、初めての解体工事だと、何から手をつければいいか分からないことが多いですよね。特に「解体工事ってどれくらいの期間がかかるんだろう?」と、工期について不安を感じていませんか?
この記事では、解体工事にかかる期間の目安や、工期が長引く原因、そして工事をスムーズに進めるためのポイントについて詳しく解説します。この記事を読めば、工期に関する疑問や悩みが解消され、解体工事の全体像を把握できます。
新築への建て替えを考えているご家族や、空き家を整理したいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
解体工事の工期はどれくらい?構造別の期間目安
解体工事の工期は、建物の種類や規模によって大きく変わります。一般的に、木造家屋は短く、鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート造)は長くなる傾向にあります。ここでは、それぞれの構造別に解体工事の期間目安を解説します。
木造住宅の解体工事の工期
木造住宅の解体工事は、比較的短い期間で完了します。一般的な住宅の場合、2週間から3週間程度が目安です。しかし、2階建てや3階建てといった階数や、延べ床面積が広い場合は、さらに工期が延びる可能性があります。例えば、延べ床面積30坪の木造2階建て住宅であれば、10日~14日程度で終わることが多いです。
鉄骨造の解体工事の工期
鉄骨造の建物の解体工事は、木造に比べてやや時間がかかります。建物の骨組みが鉄骨でできているため、重機で鉄骨を切断したり、解体した鉄骨を分別したりする作業が必要になるためです。一般的な2階建ての鉄骨造住宅であれば、3週間から4週間程度の工期を見込んでおくと良いでしょう。
RC造(鉄筋コンクリート造)の解体工事の工期
RC造(鉄筋コンクリート造)の解体工事は、最も長い期間を要します。コンクリートを砕き、内部の鉄筋を撤去する作業に時間がかかるためです。粉塵や騒音も発生しやすいため、近隣への配慮もより一層必要になります。一般的な2階建てのRC造住宅の場合、3週間から1ヶ月程度、マンションやビルの解体になると数ヶ月から半年、場合によっては1年以上かかることもあります。
解体工事の工期が長引く5つの原因
解体工事は計画通りに進むのが理想ですが、予期せぬトラブルや状況によって工期が延びてしまうこともあります。ここでは、解体工事の工期が長引いてしまう主な5つの原因について解説します。
1.アスベストの有無が解体工事の工期に影響
解体工事を行う建物にアスベストが含まれている場合、工期が長引く大きな原因となります。アスベストは、飛散すると人体に有害な影響を及ぼすため、法律で定められた特別な手順と専門的な技術を用いて慎重に除去する必要があります。アスベストの事前調査から始まり、専用の養生や作業者の装備、除去後の処理まで、通常よりも多くの時間と手間がかかります。
私の経験からお話しすると、以前担当した築50年ほどの古い木造住宅の解体工事で、事前にアスベスト検査はクリアしていたものの、解体を進めていく中で、隠れた部分にアスベスト建材が見つかったことがありました。その際はすぐに作業を中断し、追加のアスベスト除去工事を専門業者に依頼しました。
結果として、当初の予定より2週間ほど工期が延びてしまいましたが、安全を最優先するためには必要な判断でした。このように、事前の調査だけでは発見しきれないケースも稀にあるため、工期には余裕を持たせておくことが大切です。
2.天候不順も解体工事の工期に大きく影響
雨や強風、雪などの天候不順も、解体工事の工期に大きく影響します。特に台風や大雨の時期は、作業を中断せざるを得ないことが多くなります。雨の中での作業は、重機の運転や高所での作業が滑りやすくなり、転倒や落下の危険性が高まるため、安全確保のために作業を中止します。また、強風時には粉塵の飛散を防ぐための養生シートが破損する恐れがあるため、作業を中断することも珍しくありません。
雨が降った日は、現場に水がたまり、地盤が緩むこともあります。その状態で重機を動かすと、地面に埋まってしまったり、傾いてしまったりする危険性があるため、天候が回復し、地面が乾くまで待つ必要があります。
3.解体工事を行う建物の近隣トラブル
解体工事は、騒音や振動、粉塵の飛散など、近隣住民に少なからず影響を与えてしまいます。そのため、事前に近隣への挨拶回りや説明をおこない、トラブルを未然に防ぐことが非常に重要です。しかし、解体工事中に近隣からクレームが発生した場合、作業を中断して対応しなければならず、工期が遅れる原因となります。
例えば、騒音に対するクレームであれば、作業時間を調整したり、防音シートを追加で設置したりするなどの対策を講じます。また、粉塵が飛んでいるというクレームには、散水量を増やしたり、養生の仕方を工夫したりするなど、都度対応が必要となります。
4.地中埋設物が見つかると解体工事の工期が長引く
地中埋設物とは、建物の基礎部分を解体していく際に見つかる、以前の建物の基礎や浄化槽、井戸などの地中に埋まっている障害物のことです。これらの埋設物は、事前の調査ではなかなか発見できないことが多く、実際に掘り進めていく中で初めて見つかるケースがほとんどです。
地中埋設物が見つかった場合、追加で撤去費用が発生するだけでなく、撤去作業に時間もかかるため、工期が大幅に延びる可能性があります。特に古い家屋の解体では、予期せぬものが発見されることが多いため、ある程度の工期の延長は考慮しておく必要があります。
5.解体工事を行う建物内部に不用品が残っている
解体工事は、基本的に建物内部の不用品をすべて撤去してから作業を開始します。しかし、施主様が不用品をすべて片付けられず、建物内に残っている場合は、解体業者が追加で不用品の処分をおこなうことになります。この場合、不用品の量にもよりますが、その分別や処分に時間と費用がかかるため、工期が延びる原因となります。
解体工事の工期を短縮する4つのポイント
解体工事の工期が長引く原因を解説してきましたが、一方で、工期をスムーズに進めるための対策も存在します。ここでは、解体工事の工期を短縮するために施主様が事前にできる4つのポイントをご紹介します。
1.不用品を事前にすべて処分する
解体工事を始める前に、建物内部の不用品をすべて自分で処分しておくことが、工期を短縮する上で最も効果的な方法の一つです。自分で処分することで、不用品処分の追加費用を抑えるだけでなく、業者がスムーズに解体作業に取り掛かることができます。
2.アスベストの有無を事前調査する
アスベストの事前調査は、法律で義務付けられています。解体業者が解体前にアスベストの有無を調査しますが、施主様自身も建物にアスベストが含まれていないか、事前に確認しておくと安心です。古い建物の場合、アスベストが含まれている可能性が高いため、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
3.近隣住民へ事前に挨拶回りをおこなう
解体工事前に、施主様自身が近隣住民へ挨拶回りをおこなうことで、工事への理解を深めてもらい、トラブルの発生を未然に防ぐことができます。騒音や粉塵、振動などでご迷惑をおかけすることを伝え、工期を記載した書面を渡すなどして、丁寧な対応を心がけましょう。
4.解体工事の専門業者に依頼する
解体工事の専門業者に依頼することは、工期を短縮する上で最も重要なポイントです。解体専門の業者は、豊富な経験と知識を持っており、効率的な作業計画を立て、スムーズに工事を進めることができます。
私たちウーバースペースは、お客様に安心して解体工事をお任せいただけるよう、事前の丁寧な打ち合わせを徹底しています。お客様の建物の状態やご要望を詳しくお伺いし、最適な解体計画と工期をご提案させていただきます。
まとめ
解体工事の工期は、建物の構造や規模、そして予期せぬトラブルによって変動します。木造住宅の解体であれば2~3週間、鉄骨造であれば3~4週間、RC造であれば4週間~2ヶ月が一般的な目安です。
しかし、アスベストの有無や天候不順、近隣トラブル、地中埋設物、不用品の処分など、様々な要因で工期が長引く可能性があります。これらのリスクを最小限に抑え、スムーズな解体工事をおこなうためには、不用品の事前の処分や、近隣住民への挨拶回り、そして信頼できる解体専門業者に依頼することが重要です。
ウーバースペースでは、兵庫県を中心とした近畿エリアで、空き家・建て替えなどの住宅解体や、マンションビルなどの大きな解体工事をおこなっております。是非、兵庫の解体の事ならウーバースペースにお任せください!