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解体工事時にブロック塀を1200mm以下になぜするのか?

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みなさんこんにちは!兵庫県宝塚市/加古川市の解体業者ウーバースペースです。

解体工事を検討されている皆さんは、「ブロック塀の解体」について疑問をお持ちではないでしょうか?特に、「なぜ解体工事時にブロック塀を1200mm以下にカットする必要があるのか」という疑問は、多くの方が抱える共通の悩みかもしれません。この記事では、そんな皆さんの疑問や不安を解消するために、解体工事におけるブロック塀の扱いや、1200mm以下にカットする理由について詳しく解説していきます。この記事を読めば、ブロック塀の解体に関する正しい知識が身につくだけでなく、安全かつスムーズな解体工事を進めるためのヒントが得られるでしょう。特に、ご自宅の解体やリフォームを検討されているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

解体工事時にブロック塀を1200mm以下にカットする理由とは?

解体工事を行う際、敷地境界線にあるブロック塀を全て撤去するのではなく、あえて「1200mm以下」にカットして残すケースがあることをご存知でしょうか。これは単なる慣例ではなく、いくつかの重要な理由に基づいています。初めて解体工事を経験する方にとっては、「なぜわざわざ途中で切るのか?」と疑問に思うかもしれません。実は、このブロック塀を1200mm以下にカットする理由には、解体工事の安全性確保、費用削減、そして近隣トラブルの回避といった、解体業者としてお客様に安心していただくための配慮が込められています。ウーバースペースでは、お客様の疑問を一つひとつ丁寧に解消し、納得のいく解体工事をご提供することをお約束します。

解体工事の安全性を確保するため

ブロック塀を1200mm以下にカットする最大の理由の一つは、解体工事の安全性を確保するためです。解体工事中は、重機や作業員の動きが活発になり、倒壊の危険性がある構造物に対して細心の注意を払う必要があります。特に、古いブロック塀や状態の悪いブロック塀は、ちょっとした振動や衝撃で倒れてしまうリスクが非常に高いのです。

例えば、私の経験上、かつて1800mm以上の高さのブロック塀が敷地境界に立っていた現場がありました。このブロック塀は長年の風雨に晒され、一部にひび割れも見受けられました。解体工事が始まり、建物の基礎を撤去する際に生じたわずかな振動が、このブロック塀に影響を与え、危険な状態になったことがあります。幸い、事前に危険性を察知し、対策を講じていたため大事には至りませんでしたが、この経験から、不安定なブロック塀がもたらす危険性を改めて痛感しました。

ブロック塀を1200mm以下にカットすることで、塀の重心が低くなり、倒壊のリスクが大幅に軽減されます。また、作業員が安全に作業できる範囲が広がり、重機との接触事故の危険性も減少します。私たちは、お客様の大切な財産である建物を解体するだけでなく、工事に関わる全ての人々の安全を最優先に考えて作業を進めています。この「1200mm以下にカットする」という工程は、単なる作業の一部ではなく、私たちの安全に対する強い意識の表れなのです。

解体費用を削減するため

ブロック塀を1200mm以下にカットするもう一つの重要な理由は、解体費用を削減するためです。解体工事は、建物の規模や構造、使用する重機、発生する廃棄物の量など、様々な要因によって費用が大きく変動します。お客様にとって、解体費用は大きな負担となるため、私たちは可能な限り費用を抑える努力をしています。

ブロック塀を全て撤去する場合、その基礎部分も深く掘り起こす必要があります。この作業には、大型の重機を使用し、時間も労力もかかります。さらに、撤去したブロックや基礎コンクリートは産業廃棄物として処理する必要があり、その処分費用も発生します。特に、ブロック塀の量が多い場合や、基礎が深く埋まっている場合は、これらの費用が膨らむ傾向にあります。

一方、ブロック塀を1200mm以下にカットして残す場合はどうでしょうか。基礎部分を掘り起こす必要がないため、重機の使用時間や燃料費、人件費を削減できます。また、廃棄物の量も大幅に減らすことができるため、処分費用も抑えられます。あるお客様の事例では、当初、敷地を囲む全長30mのブロック塀を全て撤去する予定でした。しかし、ご予算の都合上、1200mm以下にカットして残す提案をさせていただいたところ、最終的に約20万円の費用削減に繋がり、お客様にも大変喜んでいただけました。

このように、ブロック塀の一部を残すという選択は、お客様の解体費用を抑える上で非常に有効な手段となります。私たちは、お客様のご要望とご予算を丁寧にヒアリングし、最適な解体プランをご提案することで、お客様の負担を軽減できるよう努めています。

近隣トラブルを回避するため

解体工事は、近隣住民の方々にご迷惑をおかけする可能性があるため、細心の注意が必要です。特に、敷地境界のブロック塀は、隣地との境界線を示す重要な役割を担っており、その扱いは近隣トラブルに直結する可能性があります。ブロック塀を1200mm以下にカットして残すことは、近隣トラブルを回避するためにも非常に有効な手段となります。

ブロック塀を全て撤去してしまうと、隣地との境界があいまいになり、新たな境界線を巡るトラブルが発生することがあります。また、隣地との間に視界を遮るものがなくなることで、プライバシーの問題が発生したり、隣家の敷地内が丸見えになることへの不満が生じる可能性もあります。私たちが経験した事例では、古いブロック塀を撤去した際に、隣家の方から「今まで見えなかった庭が見えてしまうので、目隠しになるものを設置してほしい」とご相談を受けたことがありました。このような状況は、解体工事後のご近所付き合いに悪い影響を与えかねません。

1200mm以下のブロック塀は、完全に視界を遮るものではありませんが、隣地との物理的な境界線を示す役割を果たし、プライバシーの保護にも一定の効果があります。また、新たな塀を設置するまでの間の仮設的な目隠しとしても機能します。これにより、隣地の方々が工事期間中に感じる不便や不安を軽減し、良好な関係を維持することができます。私たちは、解体工事に着手する前に、必ず近隣住民の方々にご挨拶に伺い、工事の概要や期間、騒音対策などについて丁寧に説明します。そして、ブロック塀の扱いについても、近隣の方々のご意見を伺いながら、トラブルのないよう慎重に進めています。お客様が安心して新しい生活をスタートできるよう、私たちは解体工事のプロとして、細やかな気配りをもって対応しています。

解体後の利便性を考慮するため

解体工事後の土地の利用方法によっては、ブロック塀を1200mm以下にカットして残すことが、解体後の利便性を高めることに繋がる場合があります。全てのブロック塀を完全に撤去してしまうことが、必ずしも最善の選択とは限りません。

例えば、解体後に駐車場として土地を利用する場合、低いブロック塀が残っていることで、隣地との境界が明確になり、駐車スペースの範囲を把握しやすくなります。また、将来的に新たな塀やフェンスを設置する際に、既存のブロック塀の基礎を利用することで、工事の手間や費用を削減できる可能性もあります。私の担当した現場で、将来的にアパートを建てる予定のお客様がいらっしゃいました。その際、敷地境界に立っていたブロック塀を1200mm以下にカットして残すことで、後から設置する新しいフェンスの基礎として利用でき、全体の建築費用を抑えることができました。お客様からは、「そこまで考えてくれてありがとう」という感謝のお言葉をいただきました。

さらに、解体後の土地を一時的に資材置き場や作業スペースとして活用する場合でも、低いブロック塀が残っていれば、物の散乱を防ぎ、作業効率を向上させる効果も期待できます。完全に更地にしてしまうよりも、ある程度の境界線があった方が、土地の管理もしやすくなるのです。私たちは、お客様の解体後の土地利用計画を詳しく伺い、それに合わせた最適な解体方法をご提案しています。単に建物を壊すだけでなく、その後の土地の活用までを見据えた提案をすることで、お客様にとってより価値のある解体工事を提供できるよう努めています。

法律や条例の規定に対応するため

解体工事において、ブロック塀の高さには、実は法律や条例の規定が関係している場合があります。全てのブロック塀が対象となるわけではありませんが、特に建築基準法や各自治体の条例には、ブロック塀の設置や撤去に関する規定が設けられていることがあります。解体工事時にブロック塀を1200mm以下にカットする理由の一つに、これらの法律や条例に対応するという側面も含まれます。

例えば、建築基準法では、ブロック塀の構造や高さ、控え壁の設置などについて細かく規定されています。これは、地震などの災害時におけるブロック塀の倒壊を防ぎ、人命や財産を守るためのものです。既存のブロック塀がこれらの基準を満たしていない場合、解体時に全て撤去するか、基準に適合するように改修する必要が生じます。しかし、1200mm以下のブロック塀であれば、比較的規制が緩やかになるケースが多く、全て撤去するよりも費用や手間を抑えられる場合があります。

また、各自治体によっては、景観形成や防犯上の理由から、一定の高さ以上の塀の設置を制限する条例を設けていることもあります。解体後に新たな塀を設置する予定がある場合、既存のブロック塀を低い位置で残すことで、将来的な建築基準や条例に適合させやすくなるというメリットもあります。私たちが解体工事を行う際は、必ず現地の法規制や条例を事前に調査し、それに適合する形で工事計画を立てています。お客様が後々、法律や条例に関するトラブルに巻き込まれないよう、細心の注意を払って対応しています。

まとめ

本記事では、「なぜ解体工事時にブロック塀を1200mm以下にカットする必要があるのか」という疑問について、兵庫県宝塚市/加古川市の解体業者ウーバースペースが詳しく解説しました。

ブロック塀を1200mm以下にカットする主な理由は、以下の5点です。

解体工事の安全性を確保するため: 低くすることで倒壊リスクを減らし、作業員の安全を守ります。

解体費用を削減するため: 全撤去に比べて基礎撤去や廃棄物処理の費用を抑えられます。

近隣トラブルを回避するため: 境界の明確化やプライバシー保護に一定の効果があり、良好な関係維持に繋がります。

解体後の利便性を考慮するため: 駐車場利用や将来の塀設置など、土地の利用計画に柔軟性を持たせます。

法律や条例の規定に対応するため: 建築基準法や各自治体の条例に適合しやすくなります。

このように、単にブロック塀を「切る」という作業の裏には、お客様の安全、費用、近隣関係、そして解体後の土地利用まで見据えた、プロの解体業者ならではの様々な配慮が込められています。ウーバースペースでは、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適な解体プランをご提案し、安心・安全な解体工事をお約束します。

ウーバースペースでは、兵庫県を中心とした近畿エリアで、空き家・建て替えなどの住宅解体や、マンションビルなどの大きな解体工事をおこなっております。是非、兵庫の解体の事ならウーバースペースにお任せください!