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解体工事中に地中障害物が出てきたら?

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みなさんこんにちは!兵庫県宝塚市/加古川市の解体業者ウーバースペースです。

解体工事を検討されている方で、「もし、工事中に地中から何か出てきたらどうしよう…」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、解体工事で最も予測が難しいのが、この「地中障害物」の存在です。目に見えない地中に何が埋まっているかは、実際に掘ってみるまで分かりません。

この記事では、解体工事中に地中障害物が出てきたらどうなるのか、その具体的な事例や追加費用、対策について詳しく解説します。この記事を読むことで、地中障害物に関する不安が解消され、安心して解体工事を進めるための知識が得られます。特に、これから解体工事を控えているご家族、予期せぬ費用発生を避けたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

解体工事中に地中障害物が出てきたらどうなる?その影響とリスク

解体工事中に思わぬ形で地中障害物が発見されることは、決して珍しいことではありません。私自身、これまで数多くの解体現場に立ち会ってきましたが、地中障害物の発見によって工事のスケジュールや費用が大きく変わるケースを何度も経験してきました。地中障害物が発見された場合、工事は一時中断され、その撤去方法や費用について、お客様と解体業者との間で協議が必要となります。この章では、地中障害物が解体工事にどのような影響を与え、どのようなリスクがあるのかを具体的に掘り下げていきます。

解体工事中の地中障害物とは?

解体工事中の地中障害物とは、建物の解体工事を進める中で、地中から予期せず発見される人工物や自然物を指します。例えば、以前建っていた建物の基礎や浄化槽の残骸、コンクリート片、古井戸、時には産業廃棄物などが挙げられます。私も以前、ある住宅の解体工事中に、まさかの場所から巨大な岩盤が出てきた経験があります。地盤調査では分からなかったため、お客様も大変驚かれていました。これらの障害物は、地中に埋まっているため、事前の調査だけでは完全に特定することが難しいのが実情です。地中障害物の種類や大きさによって、工事への影響度は大きく変わってきます。

解体工事で地中障害物が出てくる主な原因

解体工事で地中障害物が出てくる主な原因は、過去の土地利用履歴が不明瞭であることや、既存建物の解体時に地中残置物が適切に撤去されなかったことなどが挙げられます。例えば、昔の工場跡地や畑だった土地では、産業廃棄物や農機具の残骸が埋まっていることがあります。また、古い建物の場合、現在の建築基準法とは異なる方法で基礎が作られていたり、浄化槽が埋められたままになっていたりするケースも少なくありません。私の経験では、長年手付かずだった空き家の解体で、地中から想定外の大量のコンクリート塊が出てきたことがあります。これは、以前の建物の解体時に、基礎が完全に撤去されていなかったことが原因でした。このように、地中障害物の発生原因は多岐にわたり、一つとして同じ現場はないと言えるでしょう。

解体工事中に地中障害物が発見された際の具体的な対応

解体工事中に地中障害物が発見された場合、どのように対応するかが非常に重要です。適切な手順を踏むことで、お客様の負担を最小限に抑え、スムーズに工事を再開することができます。ここでは、地中障害物発見から撤去までの具体的な流れと、お客様が知っておくべきポイントについて詳しく解説します。

解体工事で地中障害物が出た場合の連絡と確認

解体工事で地中障害物が出た場合、まず解体業者は工事を一時中断し、直ちにお客様へ連絡します。この時、地中障害物の種類、大きさ、場所、そして写真などの客観的な証拠を提示し、現状を正確に伝えることが重要です。私も以前、お客様に電話で「コンクリートの塊が出てきました」と説明した際、具体的なイメージが伝わりにくかった経験があります。それ以来、必ずその場で撮影した写真をその日のうちに共有し、お客様に現状を正確に把握してもらうように徹底しています。お客様は、解体業者からの説明に基づき、今後の対応について検討することになります。

地中障害物の撤去にかかる追加費用について

解体工事中に地中障害物の撤去が必要になった場合、原則として追加費用が発生します。この追加費用は、地中障害物の種類、量、撤去の難易度、そして搬出・処分方法によって大きく異なります。例えば、コンクリートの塊であれば重機で破砕・搬出が可能ですが、アスベストが含まれている場合は、専門業者による特殊な処理が必要となり、費用も高額になります。

具体的な費用は以下の要素で変動します。

地中障害物の種類と量: コンクリート塊、木材、古井戸、浄化槽、岩盤、産業廃棄物など、種類によって撤去方法が異なり、費用も変動します。量が多いほど、当然費用もかさみます。

撤去の難易度: 障害物の深さや周辺の状況によって、撤去作業の難易度が変わります。例えば、隣接する建物との距離が近い場合や、地下埋設物が多い場所では、慎重な作業が求められ、時間と費用がかかることがあります。

搬出・処分方法: 撤去した障害物をどのように処分するかによっても費用は変わります。産業廃棄物の場合は、通常の廃棄物よりも処分費用が高くなります。

重機や人員の追加: 状況によっては、より大型の重機や追加の作業員が必要となるため、その分の費用が発生します。

私たち解体業者は、地中障害物の状況を確認した後、詳細な見積もりをお客様に提示します。見積もりには、撤去作業費、運搬費、処分費などが明記されます。お客様には、この見積もりを十分に確認し、不明な点があれば遠慮なく質問していただくことをお勧めします。予期せぬ出費を防ぐためにも、事前に地中障害物に関する費用について理解を深めておくことが重要です。

地中障害物撤去後の確認と契約について

解体工事中の地中障害物撤去が完了した後、解体業者はお客様に撤去後の状況を再度報告します。この時、撤去されたことを示す写真などを用いて、視覚的にも確認できるようにします。撤去費用に関する追加契約書を締結する際は、内訳が明確に記載されているか、総額が納得できるものかを確認することが大切です。私の経験では、お客様が安心して契約できるよう、必ず見積もり内容を一つ一つ丁寧に説明し、疑問点を解消してから契約に進むようにしています。口頭での合意だけでなく、書面でしっかりと残すことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

解体工事の地中障害物によるトラブルを避けるための対策

解体工事の地中障害物によるトラブルは、予期せぬ追加費用や工期の遅延につながるため、できる限り避けたいものです。しかし、完全に防ぐことは難しいのも事実です。ここでは、トラブルを未然に防ぎ、もし発生してしまった場合でもお客様の負担を軽減するための対策について解説します。

事前調査の重要性

解体工事における地中障害物のトラブルを避けるためには、事前の徹底した調査が何よりも重要です。土地の購入履歴や過去の建物の情報、地盤調査の結果などを可能な限り収集することが求められます。例えば、私が担当したある現場では、お客様から提供された古い図面の中に、浄化槽の埋設場所が詳細に記されており、事前に撤去計画に組み込むことができました。これにより、工事中の追加費用発生を防ぐことができ、お客様にも大変喜んでいただけました。もちろん、事前の調査だけでは完全に地中障害物を特定することはできませんが、リスクを低減させるための有効な手段と言えます。

信頼できる解体業者の選び方

解体工事における地中障害物のトラブルを最小限に抑えるためには、信頼できる解体業者を選ぶことが非常に重要です。優良な解体業者は、事前の調査を丁寧に行い、地中障害物に関するリスクや追加費用の可能性について、事前にしっかりと説明してくれます。また、万が一地中障害物が発見された場合でも、お客様への報告を怠らず、適切な対応策を提案してくれるでしょう。

信頼できる解体業者を選ぶためのポイントは以下の通りです。

実績と経験が豊富であること: 多くの解体工事を手掛けてきた実績がある業者は、様々な地中障害物への対応経験も豊富です。特に、その地域での実績が豊富な業者は、地元の地盤や過去の建物の特徴を熟知している可能性があります。

事前調査を丁寧に行うこと: 契約前に現地調査をしっかりと行い、地中障害物の可能性について具体的に説明してくれる業者は信頼できます。曖昧な説明で契約を急がせる業者は避けるべきです。

見積もりが明確であること: 地中障害物が発生した場合の追加費用についても、事前に目安や計算方法を明確に提示してくれる業者が望ましいです。不明瞭な見積もりには注意が必要です。

保険への加入状況: 万が一の事故やトラブルに備えて、適切な損害賠償保険に加入しているか確認しましょう。

お客様への説明が丁寧であること: 専門用語ばかり使うのではなく、お客様に分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれる業者は、安心して任せられます。地中障害物に関するリスクや対応策について、お客様の疑問に真摯に答えてくれるかどうかも重要な判断基準です。

私がお客様にいつもお伝えしているのは、「少しでも疑問に感じたら、納得するまで質問してください」ということです。信頼できる業者は、お客様の不安を解消するために、どんな質問にも丁寧に答えてくれるはずです。

予備費の確保と契約時の注意点

解体工事で地中障害物が見つかる可能性を考慮し、予備費を準備しておくことは賢明な判断です。一般的に、解体費用の1割から2割程度の予備費を確保しておくと安心と言われています。私もお客様には、万が一の事態に備えて、少し余裕を持った資金計画をおすすめしています。

また、契約時には以下の点に特に注意が必要です

地中障害物に関する特約の有無: 契約書の中に、地中障害物が発見された場合の対応や費用負担について明記されているか確認しましょう。

追加費用の算出根拠: 追加費用が発生した場合の単価や計算方法が明確に記載されているかを確認し、不明瞭な点があれば必ず質問して納得してから契約しましょう。

報告義務: 地中障害物が発見された際の報告義務や、お客様との合意形成のプロセスが明確になっているかを確認することも重要です。

これらの対策を講じることで、解体工事中に地中障害物が発見されたとしても、お客様の経済的・精神的負担を最小限に抑えることができます。

まとめ

解体工事中に地中障害物が出てくる可能性はゼロではありません。しかし、そのリスクを理解し、適切な対策を講じることで、予期せぬトラブルや追加費用を最小限に抑えることができます。

重要なのは、事前の徹底した調査と、信頼できる解体業者選びです。過去の土地履歴の確認や地盤調査を可能な限り行い、地中障害物のリスクを事前に把握することが大切です。そして、地中障害物の対応経験が豊富で、お客様への説明が丁寧な解体業者を選ぶことが、安心して工事を進めるための鍵となります。万が一の事態に備えて、ある程度の予備費を確保し、契約書の内容をしっかりと確認することも忘れてはなりません。

ウーバースペースでは、兵庫県を中心とした近畿エリアで、空き家・建て替えなどの住宅解体や、マンションビルなどの大きな解体工事をおこなっております。地中障害物に関するご不安やお悩みも、経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングし、最適なご提案をさせていただきます。是非、兵庫の解体の事ならウーバースペースにお任せください!